車の運転が怖い
運転したくないし、免許がほしいとも思わない
本日はこんな人向けに書いてます。
車の免許取るときに、すごい楽しんで取る人もいれば、めちゃくちゃ不安にかられながら取る人もいますよね。
せっかく免許取ったのに、「運転したくない」って感じてる人もそれなりにいらっしゃいます。
特に、親の目線が気になるって人も結構多いんですよね。
- 親から「車は慣れだ」と何度も言われる
- 免許費用をせっかく出してもらったので、運転できないのが申し訳ない
こういった話を複数の友人から聞いたことがあります。
そんなふうに悩んでる人に一言言わせてください。
運転したくないなら、運転する必要なんてないです。
というより、しないほうが良いと思います。
というのも、自分がやりたくないって思ってる状態で運転しても、あんまり良い結果にはならないんですよね。
イヤイヤな状態で運転してると、運転がますます嫌いになります。
そうなると運転がますます不安になって、不安な結果運転も危なっかしくなってきます。
「絶対自分は事故しないぜ!」って運転はもちろん危険。でも、「どこもかしこも不安で目の前に集中できない...」って状態も危険です。
安全運転のためにはある程度の精神的ゆとりは大切なんです。
ただ、それはそれとして、実は運転苦手って感じてる人は運転に向いてる性格でもあったりします。
そういう人はちょっとしたことがきっかけで優良ドライバーになることも多いです。
今回は、どうして運転が不安な人は運転に向いてるのか?という理由と、そういう人が運転を上達するための方法について、紹介してみたいと思います。
では、さっそく本題です。
運転が不安≠運転が苦手
まず、運転が不安だ...って感じてる人に一言お伝えしたいことがあります。
それは、あなたは決して運転が苦手ってわけではないということ。
教習のS字クランクがうまく曲がれなくても、右折が上手にできなくても、後ろに渋滞作ってしまっていても。
そんなのは、苦手ってことにはなりません。
っていうのも、そういう人は運転の致命的なミスはしないんですよ。
致命的なミス。そう、人に迷惑をかける事故です。
ほんとに運転が苦手な人は、自信過剰な人です
自分の運転に自身がない人は、そんなに大きな速度を出すことはありません。
自分が制御できる範囲内で、ちゃんと車をコントロールしようとします。
こういう人ってそんなに大きな事故は起こさないんですよね。
起こしても、車を擦るとかそういうレベルです。
逆に、大きな事故を起こす人って自分の運転に自信がある人のほうが多いんですよ。
これは友人みててもそうですし、僕自身もそうでした。
ちょっと過去の失敗を踏まえて、紹介してみます。
僕も、事故を起こしたことがあります。
実は、僕も交通事故を起こしたことがあります。
状況としては完全に前方不注意で、前の車に突っ込んだんですよね。
信号が変わりそうだったので急いでて、前の状況確認を怠ったのが原因です。
ぶつかった勢いで歩道に乗り上げて、そのまま道路脇のポール(?)にぶつかって停止しました。エンジン部分から突っ込んだので、車は廃車です。
幸い、私や事故の相手に大きな怪我はありませんでした。でも、もし乗り上げた歩道に誰かが歩いていたら...
そう思うと、今でもゾッとします。
運転が不安というのは、状況想定が上手な証拠
話を戻しますね。
今あなたが「運転が不安」って感じてるなら、運転で怖い場面が思い浮かぶってことですよね。
それはたぶん、すごい長所です。
っていうのも、僕もそうでしたし、周りの事故した友人もそうでしたが、運転に自信がある人ほど危ない事故をします。
なぜかというと、運転に変な自身があるので、速度超過しがちなんですよ。
速度超過の状態で事故すると、大きなエネルギーを持った車が制御不能になります。そういう状況がどれだけ危ないか、言うまでもないですよね。
その点、「運転が不安」って言う人ほど、しっかりと周りを見ながら自分のコントロールできる範囲で車を制御します。
そういう人は、大きな事故っていうのはしないんですよね。
だから、「運転が不安」ってあなたが感じてるなら、それは「大きな事故につながりにくい運転をしている」って言うことの裏返しです。そんなに悲観する必要はないんじゃないかと思います。
でも、それはそれとして、「運転に苦手意識を持ったまま」っていうのもあんまり良い状況ではないですよね。
そういう人向けに、運転が上達するためのおすすめの方法を紹介します。
運転が不安な人に届けたい。運転が上達するためにおすすめな方法。
運転が不安って人と話をしたときに、よく聞くのが「教習所と環境が違くて運転のハードルが上がってる」ケースです。
たとえば、「教官の先生に乗ってくれてたときは大丈夫だったけど、土日に両親を乗せて運転するとめちゃくちゃ不安」みたいな場合ですね。
一般的にですが、運転っていうのは以下の右に当たるほど難易度が低いです。
都会>田舎
土日>平日
交通量が多い時間帯>交通量が少ない時間帯
で、教習所で運転を練習するときって右側なケースが多いんですよ。
免許センターだって事故してもらっても困るので、最初からそんなに難しいコースには行きません。学校帰りとかで通う人が多いので、交通量の少ない時間帯の平日に行く人が多いハズ。
こんな状況で免許を取ってるのに、免許を取った瞬間から「土日の買い物を両親と一緒に行く」みたいに運転する人が多いんですよ。
そうなると、運転の難易度が全然違います。気にかけなきゃいけない対象数もぜんぜん違うし、ノロノロ運転してると周りの車の視線を気になってきます。
RPGで言うなら、初期装備でやっと村から出た主人公が最終ダンジョンの敵キャラに挑むようなものですね。
そんな状況だと、旅することすら怖くて出来なくなっちゃいます。
なので、「運転が怖い」って言ってる人はまず運転環境のレベルを下げましょう。
周りになんにも無い場所です。信号も歩行者もいません。道路の車幅もかなり広い。
さすがに、この環境でも車が運転が怖いってひとはそうそういないんじゃないでしょうか?
慣れるまでは両親なり兄弟なり友達なりに乗ってもらって、簡単な道路から徐々に難易度を上げていけば良いんです。
あとは、小回りが効く小さめの車を選べば完璧です。
運転しやすい車で運転してみよう。
とはいえ、以下みたいな人もいるんじゃないかと思います。
- 平日は車が家にないから運転ができない。
- 親の車が大きいから、いきなり運転がハードモード。
- 家の周辺がすでに交通量が多い
こういう場合におすすめなのがカーシェア。
1時間でも1,000円以下で乗れますし、最初は小回りが効く小さめの車で練習ができます。
車通りの少なめな地域まで電車で行けば、かなり運転のハードルは下がりますよ。
友達や両親連れて、ちょっとドライブに行ってみて、楽しい経験をたくさん積んでみてください。
「運転が嫌」って感覚から「運転は楽しい」って感覚に、少しずつ変わっていくんじゃないかと思います。
ちなみに、カーシェアは一般的に月額利用料を取られますが、たまーに運転する人なんかは楽天カーシェアがおすすめ。
ここなら月額費用もかからないので、稀に運転する人も気楽に利用できます。
これから免許を取る人へ。
重視すべきは成功体験。
あと、運転したことがないけど運転が不安って人。
そういう人は、まずは車の運転の成功体験を積むように心がけると良いかもしれません。
というのも、最初に苦手意識を持ってしまうとひっくり返すのに結構苦労します。
なので、最初に教習所で良い教官に当たれるかどうか?、免許を取るときに楽しめるかどうか?これが結構大切になってきます。
ここらへんを解消するなら、合宿で免許取るっていうのが結構おすすめです。
っていうのも、運転しやすい環境で練習できるから苦手意識を持つことが少なくて済むことと、周りも同年代が多いので友達が増えて楽しく免許が取れるから。
このあたりについては別記事でまとめてみてるので、興味があればご参考ください。
▶免許は合宿と通いどっちで取るべき?メリット・デメリットを解説します。
あと、どの教習所を選ぶか?っていうのも大事です。教官の先生の教え方が全然違いますからね。
おすすめな教習所について知りたい人はこちらもご参考ください。
▶おすすめな合宿地はどこ?教習所のおすすめについてまとめてみた。
まとめ
はい、ということで本日のまとめです。
本日のまとめ
- 運転が怖いなら、無理に運転する必要なし!
- 運転が怖い≠運転が苦手
- 運転が怖い人は、大きな事故を起こしづらい
- 自信をつけたいなら、簡単な道から練習しよう
こんな感じでした。
最初に言ったとおりですが、運転が不安で、運転したいとも思えないなら無理に運転しなくて良いと僕は思います。
幸い、車が運転できなくても生活する方法はたくさんあるので、そういう生き方を模索してみれば良いのではないでしょうか。
逆に、運転はできるようになりたいけど、運転は不安って人。
そういう人は、まずは簡単な道路から練習をしてみるのがおすすめです。
特に、教習所で練習してるときは平気だったけど、免許取ってから車の運転が怖くなった!って人は運転環境がハードモードになってないか気にかけてみてください。
車のメリットってやっぱりたくさんあるんですよね。
【関連記事】車を持つことのメリットとは?【結論:人生の選択肢が増えます】
なので、僕としてはあなたが今後苦手意識を克服して、車でQOL上げられるようになってもらえれば一番嬉しいです。
ということで、本日はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!