今回はこんな疑問に答えます。
免許が欲しい!ってときには教習所に通う必要があります。
そして、教習所に通うためには『合宿』と『通学』どちらで通うかを選ばなければなりません。
ということで、今回は合宿免許と通学免許の比較記事です。
それぞれのメリット・デメリットを紹介しつつ、違いについて深堀していきたいと思います。
『免許は欲しいんだけど、合宿にしようか通学にしようか悩んでいる』
こんな人には参考になるはず。
ぜひ、本記事を最後までお読みいただき後悔のない教習所ライフをお過ごしくださいませ。
では、早速本題です(^^ゝ
Contents
合宿免許ってなに?通学免許との違いは?
泊まり込みで教習所に通うのが合宿。
それに対して、家から教習所に通うことを通学って呼んどるよ。
早速ですが、合宿と通いの違いを見てみましょう。
大きな違いは名前のとおりですが、教習所に泊まり込みで免許を取得するのが合宿免許。
一方で、自宅から通って免許を取るのが通学免許となってます。
ざっくりとメリット・デメリットを比較すると、以下のような感じです。
はじめて免許を取る人はほとんど全員がどちらかの方法で教習所に通うことになります。
"一発試験"っていう方法もある
全員じゃないんだ。
ただ、ふつうは教習受けるとは思うけど。
あんまり知られてないですけど、自動車って免許が無くても運転はできるんですよ。
ただし、私有地に限られるわけですが。。。
もしあなたが車の運転を何度もしたことがあって、「教習なんて受けなくても運転できます!」っていう感じなら一発試験で受けてみるのもアリかもです。
ただ、ほとんどの人は運転席に座ったことすらないと思うので、普通は教習所に通いましょう笑
通学勢が多数派!?【免許取得者に聞いてみた】
それじゃ、合宿と通いだとどちらが人気なのか?
これについては通いのほうが圧倒的に人気が高いです。
それじゃ、どのくらい通いのほうが多いのか?っていうと、全体の約8割以上の人が通学で免許を取得しています。
当サイトで実施したアンケートによると、以下のような結果となりました。
だいたい年間100万人くらいが普通自動車免許を取るらしいので、87万人くらいが通いで免許を取って、13万人くらいが合宿で取るようなイメージですかね。
ただ、最近は合宿免許で免許を取る人が徐々に増えてるみたいなので、これから利用者もどんどん増えていくかもしれません。
兄ちゃんよく合宿で行ったね...
まぁ、今後の話とかよくわからないところは置いておいて、合宿免許自体にはメリットがたくさんあるんですよ?
ちょっと合宿免許の特徴について、深堀してみたいと思います。
合宿のクオリティは年々上がっている
合宿地のクオリティは年々上がってます。
より快適に、よりお安いお値段で免許が取れるようになってきてる感じですね。
っていうのも、校内に宿舎を設ける、新設する教習所が増えてきてるんですよ。
自分たちで宿泊施設を持つことでお値段を上げつつ利便性を高めて、合宿の質を高めている感じです。
ポイント
・宿泊施設を備え付けにする教習所が増えてきている
たとえば、宿舎だってこんなきれいなところに泊まれますし、温泉や観光地が近いところを選べば旅行気分でもバッチリ楽しめます。
セキュリティ会社と契約したり防犯カメラ、整体認証なども使用している教習所が増えてきていて、女性ひとりの場合でも安心していける環境が整いつつあります。
※写真は浜松自動車学校の公式サイトより引用
なので、お値段の割にサービスの質が高く、おすすめしやすい免許取得方法ではあります。
改めて通学と合宿での大きな違いをまとめてみると、以下のような感じです。
合宿免許 | 通学免許 | |
価格 | 安い | 高い |
場所 | 遠い | 近い |
期間 | 2週間前後 | 1カ月~半年程度 |
選べる教習所 | 多い | 少ない |
こうやって並べてみると、確かに合宿だから悪いってことはなさそうだね。
通いも合宿も一長一短ではあるけどね。
合宿免許の特徴をまとめてみると、以下のような感じです。
合宿免許の特徴とは?
安い場合には17万円程度で免許が取れる!
期間が2週間程度と短い!
教習所の選択肢が多い!
車通りの少ない地域で、安心して運転を学べる。
友達ができやすく、一生の思い出になることも多い。
通いと比較すると、参加者は少なめ。
住民票がある市町村では参加不可。
メリット/デメリットに分けて、細かく見ていきたいと思います。
合宿免許のメリット
\ 合宿免許のメリット/
- 最安だと17万円程度で普通自動車免許が取れる
- 免許を取るために必要な期間が短い
- 教習所の選択肢が多い
- 車通りの少ない地域も多く、落ち着いた環境で運転の練習ができる
- 友達を作りやすい
ざっとまとめてみましたが、これだけのメリットがあります。
17万円!?
それでも、通学より大分安くすむことも多いかな。
なんといってもまず目を引くのは、価格の安さ。
通学で免許を取ろうとすると30万円以上かかるのに対して、合宿の場合は20万円前後払えば通えちゃうケースも多いです。
(実際、ぼくも22万円程度で免許を取れました。)
まぁ20万円でも大学生にとっては大金なわけですが...
それでも、通いの金額(30万円)と比べればだいぶやすい。
本気でバイトすれば2カ月くらいで稼げる金額なので、免許を取るハードルがぐっと下がります。
自動車免許のお金は自費で払うって人なんかにはとくにおすすめな手法です。
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合宿のほうが運転スキルが向上する!?
教習についての特徴としては、いわゆる"田舎"の教習所で開催されることが多いです。
なので、周りに車が少ない環境で運転を練習することになります。
けど、むしろ最初は簡単なコースのほうがいい気がしてるよ。
合宿免許でよく聞く心配が「都会に戻ったら運転できないんじゃないの?」っていう内容。
これに関しては、ぶっちゃけ田舎道より都心のほうが運転の難易度は高いです。
これは次から次へと来る後続車、常に視界に入ってくる対向車、突然出てくる歩行者など、都心の運転の情報量は田舎の比じゃないからですね。
だから、「田舎道ばっかり運転してたら都会の道なんて運転できなくね?」っていう指摘は非常に的を射てると思います。
まぁ、それでも個人的には最初は対向車がいない!くらいのほうが運転の練習としてはおすすめです。
っていうのも、別に都心の教習所に通ったからって言って、卒業するころには首都高速道路余裕で運転できるぜ!とはならないんですよね。
教習所の卒業って車の運転としてはいわゆるスタートラインなので、そこから運転を続けていって学ぶことがたくさんあります。
都心の教習所だと最初からハードモードに近いので、卒業するころには運転が怖くなってる!って人はたくさんいます。
せっかく免許取っても車に乗るのが怖い!ってなるのは勿体ないので、まず最初は簡単な田舎道で自信つけたほうがよくない?っていうのが僕の持論です。
都心の教習所に通ったとしても、田舎の教習所に通ったとしても、都会で運転するならまずは夜間など車通りの少ない環境からになります。
両親や運転に慣れている友達など、なにかあったときに頼れる人を助手席に乗せておくとベター。
そして、そのためのスキルなら合宿免許でも十分身に着けることはできるっていうのが持論です。
合宿卒業生にも『教習に日が空く通いよりも運転スキルは身につきやすいと感じた』って人もたくさんいたので、あんまりスキルについては心配しすぎなくて大丈夫。
楽しみながら免許を取るなら合宿免許一択。
あとは友達を作りやすいっていうのも通いには無いメリットの1つ。
実際、一人で参加する人が多い合宿免許ですが、参加した人の8割以上が「楽しかった」と答えるくらい、合宿免許は満足度が高いです。
楽しみながら、免許を取る!
このためには合宿免許のほうが適してると思ってます(^^ゝ
⇒合宿免許が『楽しい』と答えた人は〇割!【合宿免許のすすめ】
合宿免許のデメリット
次に、デメリットについても触れてみます。
合宿免許のデメリットとしては2点あります。
詳細は以下のような感じ。
\ 合宿免許のデメリット/
- 2週間程度予定を開ける必要がある
- 自分の住民票がある地区町村では参加できない
1点目が最大のデメリットで、2点目はまぁあんまり気になることはないかな?って感じ。
デメリット① 免許取得に2週間かかりっきりになる
まず最初に、合宿免許の最大のデメリットとしてスケジュールの調整がしづらいことが挙げられます。
というのも、合宿免許で免許を取るためには2週間ちょっとの時間が必要です。
当然ながら、合宿免許中は他の活動ができないので、2週間フルで予定が空けられないと参加ができません。
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ちなみに、合宿免許の具体的なスケジュールは以下みたいな感じになります。
興味があればご一読ください。
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参考合宿免許ってどんな感じ?入校~卒業までの流れとスケジュール、入校期間について解説します。
リコ合宿免許に興味あるんだけど、どうやっていけば良いんだろう...? 当日はどういうスケジュールになるんだろう...? 今回はこんな疑問に答えます。 レオ合宿免許に行こうか ...
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ちなみに、この縛りは社会人になるとクリアできない人がほとんどなので、合宿免許の場合は参加者のほとんどは大学生になります。
18~20歳くらいの人が特に多いかな。
学生が多いということで、夏休み/春休みの長期休暇のタイミングが特に混みます。
いわゆるハイシーズンって呼ばれるシーズンですね。
サークルの合宿や企業へのインターンシップでまとまった休みがとりづらい!って人には参加しづらいかなと感じます。
デメリット② 自分が住んでいる地区町村の教習所では合宿できない
2つ目のデメリットは、住民票がある地区町村での合宿免許の参加はできないということ。
金額が安いからと言って自分の家の近くの合宿所に合宿することはできません。
まぁ、これに関しては自分の家の近くで合宿しようとする人はあんまりいないと思うので、不要かな?とも思いましたが、念のため記載しておきます。
隣の地区には合宿できるので、自宅の近くの教習所に合宿することは可能です。
ちなみに、なんでこんな決まりがあるの?というと、合宿免許自体がもともと"近くに教習所が無い人向けに作られた制度"だったみたいで、その名残が残っているみたいです。
でも、デメリットってこの2つしかないんだ?
2週間ぶっ通しで免許合宿!っていうのが許せるなら、選択肢にしてみてよいと思うよ。
通いの特徴
さて、次は通いについてです。
早速ですが、通い側の特徴はこんな感じになってます。
通いの特徴とは?
金額が高い(30万円前後)が、一律
免許取得には1か月~半年程度かかる
学業やサークル、学外活動などもしながら免許取得を目指せる
自分が見知った地域で車の運転ができる
教習所の選択肢が少ない
こちらについても、メリット/デメリットに分けて見てみましょう。
通いのメリット
\ 通いのメリット/
- 他活動と免許の取得を両立できる
- いつ取っても値段が変わらない
- 自分が見知った地域で車の運転練習ができる
通いのメリットはなんといっても家から通えるお手軽さ。
学校やサークル、ゼミ活動などに精を出しつつ、免許も取りに行けるというのが最大の長所となってます。
"時は金なり"なので、予定がたくさんある人なんかは通いのほうが良さそうです。
あとは、いつ取りに行っても値段が変わらないので、シーズンを気にせず免許取得に励むことができます。
ただ、シーズンによっては教習の予約が取れない!ってことはよくあるのでその点だけご注意。(後述)
もう1点のメリットとしては"見知った地域で車の練習ができる"っていうことが挙げられます。
(教習所の近くに何回か行ったことがあればですけど...)
これは運転するまであんまり気づけないんですが、知ってる道か知らない道かで運転の難易度は結構変わります。
とくに教習の場合は地図を見て移動させられることも多いので、周辺地図が頭に入ってるか入ってないかは結構大きな違いです。
筆者は合宿免許の項でも記載したとおり、教習は最初は難易度が低いところから始めるほうが良いと考えてるので、自分が知った道路を運転できるっていうのも大きなメリットと感じてます。
基本都心は人通り/車通りが多く運転が難しいので、見知らぬ都心でいきなり運転する!っていうのはかなりハードルが高いです。
初心者にもやさしい難易度で免許を取りたいなら、大人しく合宿免許に行っちゃう方がおすすめではあります。
(※:理由については合宿免許のメリットの項を参照。)
通い免許のデメリット
\ 通いのデメリット/
- 金額が高い(30万円以上かかることも多い)
- 免許取得にかかる期間が長い
- 教習所を選べない
デメリットについてはこんな感じ。
デメリット① 通いのほうが金額が高くなる
通いの場合、合宿免許と比較して金額が高くなります。
だいたい5~10万円くらいは通いのほうが高くつくと思っておいた方がいいです。
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デメリット② 免許取得に時間がかかる
また、通いの場合は免許を取るために余計に時間がかかるっていうデメリットもあります。
合宿免許のようにまとまった時間を取る必要はない一方で、免許取得までに必要な期間は長くなる感じです。
ガンガン教習入れれば通いでも2週間くらいで取れないの?
ざっくりな感触ですが、通いの場合は免許取得にどんなに早くても1カ月程度は見ておいた方が良いです。
もちろん、教習受けないとどんどん免許取得が遅くなるのでもっとかかることはあり得ます。
平均としては2~4か月程度で免許を取得する人が多いような印象でした。
これは通い免許の仕組みが関係していて、通いの場合は教習を受け終わった後に教習生が次の教習の予約をするので、その分教習に時間がかかるようになってます。
通いの場合は予約が埋まってないコマを探して次の教習を予約していかないといけないので、教習は突っかからないで次に進めるっていうのを前提に最初にスケジュールを組んでしまう合宿と比べて、どうしても免許を取る期間は長くなっちゃうんですよね。
学生が暇な時期(夏休み期間など)とかは混みやすいので、そういう場合は全然予約が取れない!なんてこともあり得ます。
実際、僕の友人で夏休み中に免許取ると意気込んでたのに「次の教習が1カ月後にしか取れなかった!」と言って、結局半年くらいかけて免許を取ってる友人もいました笑
大学に通いながら空き時間で免許を取りたい!って人には向いてる印象ですが、
一方で夏休み期間中に免許取っちゃいたい!って人には不向きかなぁという印象です。
デメリット③ 自分に合った教習所を選びにくい
そして、最後のデメリットは教習所の選択肢が少ないこと。
っていうのも、通いの場合は行ける教習所ってだいぶ限られるわけですよ。
家から通える場所ってなるとそんなにたくさん無いですからね...
ただ、ぶっちゃけ教習所は場所によって当たりはずれが大きいんですよね。
教官が高圧的で教習受けるのがストレスだった!みたいな意見も聞くことが多い。
合宿ならそういう教習所は避ければいいだけなんですが、通いの場合はそういう教習所に通わざるを得ないことも多々あるわけで...
少なくとも、事前に自分が通うことになる教習所の評判はしっかり調べたほうが良いかもです。
通い始めてからめっちゃパワハラ系の教官が多くて自分のスキルとは別の要素で運転が嫌いになっても勿体ないですしね。
既に教習所に通った友人がいるなら話を聞いてみるのもアリと思いますし、結構Google mapとかにも口コミとして評判が載ってるので良ければ調べてみてください。
さいごに
ということで、今回のまとめです。
合宿を選んだ方が良い人の特徴
- 金額を抑えて免許を取りたいひと
- 学校が休みの期間中に免許を取り切りたいひと
- 自分に合った教習所を選びたいひと
- 車通りの少ない環境で、じっくり運転スキルを磨きたいひと
通いを選んだ方が良い人の特徴
- 学業と並行して、じっくり時間をかけて免許を取得したいひと
- 家の近くの教習所が自分にあってそうな人
ざっくりまとめると、こんな感じになりました。
個人的な感想ですが、
『家から離れたくないので、合宿そのものが嫌!』とか、
『家の近くの教習所が評判いいから、そこに通いたい』って人には通いのほうがおすすめです。
ただ、一方で
『少しでも安い金額で免許を取りたいひと』
『大学がある期間は学業やその他活動に集中したいひと』
『教習所をしっかり選んで、着実に運転スキルを学びたいひと』
『楽しみながら、免許を取りに行きたいひと』
『純粋に夏休み/春休みが暇なひと』
こういうひとは、合宿も視野に入れて検討してみても良いかもです。
というより、合宿のほうがいいと思う。たぶん。
自動車免許の教習は教習所によってコースも違えば教官も違います。
自分に合う/合わないが結構しっかりでてくるので、事前に下調べをして後悔の無い教習ライフをお過ごしくださいませ(^^ゝ
では、本日はここまでになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^^ゝ
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