当日はどういうスケジュールになるんだろう...?
今回はこんな疑問に答えます。
免許を取るためには、教習所に通う方法と合宿免許に行く方法の2種類があります。
合宿の場合は短時間で取れる、金額が安い、自分に合った教習所を選びやすいといったメリットがある一方で、実際の流れがわかりにくいっていうデメリットもあります。
合宿の場合教習所もいっぱいあるから友達に話も聞きづらいしねー。
ということで、本日は
合宿免許に興味があるけど具体的なイメージが沸いてこない
こんな人向けの記事です。
合宿免許の具体的なスケジュールや教習所の選び方、予約の取り方についてざっくりと説明していきたいと思います。
本記事を読むことでわかること
- 合宿免許はどういうスケジュールで進むのか?
- どうやって教習所を選べばよいのか?
- どういう手順で予約をすればよいのか?
合宿免許に興味がある人みなさんのお役に立てる記事になってると思いますので、
ぜひ本記事を最後までお読みいただき、後悔のない教習所ライフをお過ごしくださいませ。
では、早速本題です(^^ゝ
合宿免許はどんな感じ?入校~卒業までのざっくりとした流れを紹介
具体的にどんな感じか気になってたんだよね。
まずは合宿免許の全体像をつかむために、入校してから卒業するまでのざっくりとした流れについて紹介してみます。
まぁ、実際はここにたどり着く前に予約したり持ち物の準備したりといった手順があるわけですが...
そのあたりはあとで説明するとして、まずは教習所についてからの流れを見てみましょう。
なお、本記事ではオートマ車の場合のスケジュールを基準に記載してます。
合宿初日
初日から教習あるの?
合宿初日は教習所についたら終わり!
こういう風に考えてる人多いと思うんですよ。
でも、実際は初日から教習があります。
初日から教習受けないと終わらないんだよ。
そういわれると仕方ないんだけど...
休む時間もないのね...
合宿初日は、まずは教習所指定の場所に集合します。
だいたい12時前後が集合時間になってる教習所が多いですけど、午前中集合の場合もあるみたい。
ちなみに僕は11:00に駅集合でした。
集合時には1点注意点があって、同じ駅が複数の教習所の集合場所になってることがあります。
名前が似通っている教習所も結構あるので、行き先を間違えないように注意ください。笑
ややこしすぎでしょ。
まぁふつうは集合場所で名前聞かれると思うので問題ないはずです。
集合したら教習所にバスなどで移動することになります。
教習所についたら、入校手続きや適性検査をこなしていく感じです。
入校初日にやること
- 入校手続き
- 適性検査
- 先行学科
- 学科教習
- 技能教習
学科になるか技能になるかは場合によりけりですが、たいていの場合は教習が1コマは入ってきます。
教習になっても良いように、必ず動きやすい服装・靴で参加するようにしましょう。
(サンダルやハイヒールなどだと運転させてもらえません。)
初日は結構ふつうにバタバタします。
なので、しっかり昼食を食べて、体力つけておきましょう。
第一段階(初日~6日目くらいまで)
初日から始まった教習は、6日目くらいまでが一区切りになってます。
この期間がいわゆる"第一段階"。
ってことは第二段階もあるの?
まぁそれは後で説明するよ。
第一段階はいわゆる「教習所の中での教習期間」。
というのも、まだ仮免許を持ってない段階なので、路上での運転はできないんですよ。
(仮免許を取ると、助手席に運転免許保有者がいるという条件付きで路上で運転できるようになります。)
実際の道路を走るためには、教習の後半戦まで進む必要があります。
入学したてのあなたはまだそのレベルに達してません。
ということで、まずは路上に出る準備。
エンジンをかけてアクセルを踏んで進んでみるところから始まって、S字カーブやクランクなど少し難しい道路の運転なども実施していきます。
オートマの免許の場合は学科が10時間、技能が12時間程度の受講期間です。
もっと忙しいのかと思ってた。
4日目くらいから仮免のためのプレ試験みたいなものが始まって、合格することで仮免許への挑戦権がもらえます。
僕の場合は学科のプレ試験みたいな問題を解かされて、9割以上の点数を取ることが条件でした。
まぁこのプレ試験は何回受けてもいいので、みんな挑戦権までは必ずもらえる感じなんですけど笑
んで、6日目に次の修了検定へと進みます。
修了検定と、仮免学科試験
第一段階が無事に終わると、次に行うのが修了検定。
これが仮免を取得するための技能試験で、合格すれば学科試験に進めます。
助手席に教習所の技能検定員を乗せた状態で場内のコースを運転し、合否判定を受けていきます。
技能検定は学科の試験と違って教習の時間以外で対策をする術がありません。
以前の調査結果でも、技能のほうが学科と比べて圧倒的に不合格者が多い結果となってました。
合格率と対策方法については以下の過去記事を参照あれ。
⇒不合格になる人の割合と、技能検定の対策方法についてまとめてみた
正直、この試験が合宿免許の一番にして最大の難所です。
全力で臨みましょう。
無事技能検定が終わったら次が学科試験。
こちらも不合格者数は少ないですが、合格点は90点以上とふつうに厳しいです。
しっかりと対策して不合格にならないように頑張ってください。
45問以上の正解で合格。
無事仮免が取れたら、次の第二段階に進めます。
第二段階(7~13日目くらいまで)
仮免を取得したら、次は第二段階です。
ここからさきはメインは路上での技能教習になります。
初めての一般道デビューです。
(教習所内での練習も少し続きます)
っていっても、いきなり難しいところにはいかないからある程度気を楽にして良いよ。
都会の教習所で常に教習所の周りは車だらけ!みたいな場所じゃない限り、最初は車通りの少ない場所で運転に慣れていく感じになります。
とくに合宿の場合は車通りが少ない場所が周りにあることが多いので、最初は安心して練習できます。
周りに車が無いと、練習にならなくね...?
こんな声も聞こえてきそうです。
ただ、最初は車通りの少ない道が良いですよ。
っていうのも、車の運転って意外と気にする点が多いんですよ。
とくに教習車って立場だとなおさら。
信号や通行人はもちろんとして、速度制限はオーバーできないし、一時停止線は多いし、その他標識だってたくさんあります。
はじめて路上にでると、
「え、こんなにいろんなもの見ながら練習するん!?」
って驚くことも多いハズ。
んで、この中で特に気にかけないといけないのが動くもの。
他の乗り物とか人とかですね。
自由に動くので、注意力はかなり割かれます。
対向車が向かってくる中での右折や車間の短い後続車など、遭遇したら難しいシーンもいっぱいです。
最初からこんなシーンにぶつかりまくると運転が嫌いになりかねないので、最初は運転しやすい田舎道くらいが個人的にはいいんじゃないかなと思います。
教習所で運転スキルが100点に達するって勘違いしている人も多いんですけど、
基本的に教習所で運転の達人になることなんてないんですよ。
そんなのは一部の天才だけで、残りの人は教習をとった後に車に継続的に乗っていって、やっと一人前のドライバーになれます。
ドライバーのあなたのレベルがまだ1なのに難易度の高い道路に出たら難しいのは当たり前。
最初はいっそ車通りが少ない田舎道に通う方が良いかもですね。
この辺は別記事でもまとめているので、興味があればご一読ください。
⇒【合宿免許】メリット・デメリットを解説!通いとの違いと注意点とは?
学科については第二段階の期間も引き続き受講することになります
第一段階の時より若干難易度が増しますが、流れは基本的に同じような感じですね。
卒業検定(14日目くらい。最終日。)
それで、第二段階が終わると最後は卒業検定です。
修了検定の時と同様に助手席に技能検定員が座って運転をしていきます。
仮免の時の違いとしては、運転する場所が路上になること。
目的地を伝えられて地図をみてから出発する感じです。
仮免の時と同様に採点が減点方式なので、"うまく運転する"ことよりも、"事故らない運転をする"ことが大切。
合格するためのコツを知りたい人は、こちらの記事も参考ください。
⇒合宿免許にストレートで受かる人の割合とコツは?【延泊を避けろ】
試験結果は試験終了後、教習所の掲示板などで通知されます。
受験の合否通知みたいな感じ...
でも、ここをクリアしたら卒業なんだね。
卒業検定後~免許交付まで
でも、第二段階のあとは学科試験って無いの?
ただ、その試験は地元で受けるのよ。
卒業検定が終わると、晴れて教習所を卒業です。
解散になるので、各人地元に戻る感じです。
終わってみると結構あっという間な感じですかね。
教習生活に慣れてきたなーって感じた頃に帰ることになります。笑
ただ、この時点ではまだ免許はもらえてないです。
というのも、本免の学科試験を地元の運転免許試験場で受験する必要があるんですよ。
一人暮らしで住民票は地元に残してある人とかはふつうに注意してくださいね。
一人暮らしの部屋に戻っても免許は取れませんw
合格ラインは仮免と同じく9割ですが、難易度が上がるので油断してるとふつうに落ちます。
受験料も安くない(確か5千円くらい?)なので、バッチリ一発で決めちゃいましょう。
本免の学科試験を合格すれば、やっと運転免許が交付されます。
準備段階 合宿免許に行くまでの流れ
合宿免許に行ってからの流れはすでに説明しました。
なので、次は合宿免許に行くまでの流れについても紹介してみます。
たぶん皆さん免許取るのは初めてと思いますが、何も知らないところから始めるとわからないことだらけで結構エネルギー使うので、
なるだけ丁寧に進めていきたいと思います。
合宿免許に行くまでの過程は、ざっくりいうと、以下の3ステップに分かれます。
免許を取るまでの3ステップ
ステップ①:通いと合宿、どっちで行くか決める
ステップ②:教習所を決める
ステップ③:当日に向けて準備する
それぞれについて、深堀していきます。
ステップ① 通い免許と合宿免許、どちらでいくか決めよう
まず、免許を取る方法を決めましょう。
免許を取る方法として通いと合宿の2種類があることは既述のとおり。
それぞれにメリット/デメリットがあるので、自分に合った方法を選びましょう。
細かくは以下の記事にまとめてるので、ご参考ください。
⇒【合宿免許】メリット・デメリットを解説!通いとの違いと注意点とは?
当サイトでは合宿免許を薦めてますが、まぁ取れればどっちでも良いと思います。
ここで【通い】を選ぶ人はスッとこのページを閉じてください。笑
合宿を選ぶ人は、次の「教習所の選び方」へどうぞ。
ステップ② 通いたい教習所を決めよう
でも、どの教習所を選べばよいのかよくわからなくて...
なかなか選ぶの大変だよな。
合宿免許のメリットの1つはたくさんの教習所から行く教習所を選べること。
ただ、これって裏を返すと教習所選ぶのが大変ってことでもあるんですよね。
じつは、通いの場合教習所を決めるのってめちゃくちゃ簡単なんですよ。
家から近いところ選ぶだけですからねw
ただ、合宿の場合はいろんなところに行ける分、選択肢が一気に増えます。
だから、教習所を選ぶのも一苦労です。
どこの教習所を選ぶのか?
これは合宿免許に関してはマジで大切。
というのも、以前別記事で紹介しましたが『合宿免許が辛かった』と答えたひとのほとんどは教習所選びの時点で失敗してます。
⇒合宿免許が『楽しい』と答えた人は〇割!【合宿免許のすすめ】
なので、ちょっと面倒ですがここは妥協せずに行きましょう。
『生協がお得』は嘘? 教習所はネットでの予約がおすすめ。
ちなみに、大学の生協で選ぶのが一番得!って思ってる人がいますけど、別に得ってことはないから注意ください。
そもそも生協の場合、カタログの中から選ぶだけで一見お手軽ですが、反面参加者の声が聞きにくい印象を持っていて、自分に合ってるのかどうなのか?がわかりづらくなってます。
一回調べてみたけど、値段に関しては全然変わらんかったぞ。
細かい内容を知りたい方は過去記事のこちらを参考ください。
⇒【関連記事】生協とネットではどっちが安いか!?【比較してみた】
ネットで頼んだ方が情報が多いし、特典も多かったりで個人的にはネットで頼んだ方が良いんじゃないかなと思います。
ただ、ネットになると選択肢多すぎで選びにくくなるのは事実なので、選び方についても紹介してみます。
どうやって選んでる?教習所の選び方
教習所を選ぶにしてもなにも指針が無いと決めづらいところもあるので、合宿免許に行った大学生にアンケートを取ってみました。
合宿免許の卒業生たちが合宿所に行く際に重視していたポイントがコチラ。
卒業生に聞いてみた!合宿サイトを選んだ基準は?
- お値段
- 宿泊施設
- 教習所の周辺施設
- 自宅からの行きやすさ
- 口コミ
300人以上にアンケート取ってみましたが、ほとんどの人がこの5項目のどれかを重視して教習所選びをしてました。
男の人ばっかりのところは嫌だし、
女の子が安心して通える場所がいいな。
このなかで重視したい項目ってありましたかね?
あったら、それを満たせるような教習所を探せばオーケーです。
具体的な教習所の選び方とかは別記事で解説しているので、自分に合った教習所を最短の時間で選びたい!ってひとはこちらの記事もご参考ください。
自分で調べるのがめんどうくさい!って人は、当サイトでもおすすめの教習所を紹介しているのでよければこちらもご参考ください。
⇒失敗したくないならここを選べ!おすすめな教習所をまとめてみた
ステップ③ 当日の準備をしよう
無事ステップ②まで終わったら、あとは合宿の準備。
まぁここは旅行気分で荷物詰めればOK。
ただ、普通の旅行と違う点として、絶対に忘れちゃいけないものが合宿免許にはいくつかあります。
住民票や身分証明書などですね。
とくに住民相は市役所に取りにいかないといけなかったりするので、忘れずに対応しておきましょう。
このページにまとめてるから、興味があれば見てみ。
まとめ ~大学生は合宿免許をおすすめしたい理由~
ということで、合宿免許の流れについてでした。
大学生の間はあんまり必要ない自動車免許ですが、社会人になると突然必要なときが出てくることもあります。
運転免許は社会人になると一気に取るハードル上がるので、できれば学生のうちに取っておいた方が安心です。
【関連記事】社会人になってからじゃ遅い。運転免許は大学生のうちに取ろう。
通いの場合は免許取るのに平均3カ月程度かかっちゃいますが、合宿免許は2週間くらいかかる&金額が通いの場合と安くなるなどメリットもたくさん。
大学生の場合は夏休みや春休みなど長期休暇を利用すれば参加しやすいので、興味がある方はぜひご検討ください。(^^ゝ
割とふつうに楽しいので、大学生の思い出作りとしてもいいんじゃないかと思います。
【関連記事】楽しんでる人だらけ!?合宿免許の感想を聞いてみた。
というわけで、今回はここまでになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^ゝ